オフィスに潜む8つのムダ[その7]人・コミュニケーションのムダ対策-その2-前編

8つのムダ

採用難時代の採用策

求人募集数に対して求職者がかなり少ない“超売り手市場”と呼ばれる昨今、中小企業における“人材確保”はますます難しくなってきています。

かといって、“来ない人材”をいつまでも待っているわけにもいきません。“採用難の原因は何か”“どのような策が有効なのか”をしっかりと見極めて自社に最適な“人材確保”の策に取り組んでいきましょう。

採用が難しくなっている要因①生産人工の減少

採用難の最大の要因は、少子高齢化の進行による生産性の高い若年層の減少です。

加えて、大学などへの進学率の高まりから高卒就職者も減少しており、これまで高卒採用していた企業も大卒採用にシフトせざるを得ず、人材獲得競争はより激しくなってきています。

有効求人倍率の推移

また、「有効求人倍率※1」は2009年のリーマンショック後の0.47倍を境に年々高騰し、現状は1990年のバブル期(1.46倍)をも上回っています。採用難の最大の要因は、少子高齢化の進行による生産性の高い若年層の減少です。

加えて、大学などへの進学率の高まりから高卒就職者も減少しており、これまで高卒採用していた企業も大卒採用にシフトせざるを得ず、人材獲得競争はより激しくなってきています。

また、「有効求人倍率」は2009年のリーマンショック後の0.47倍を境に年々高騰し、現状は1990年のバブル期(1.46倍)をも上回っています。
有効求人倍率

採用が難しくなっている要因②求人と希望職種のミスマッチ

もう一つの大きな要因は、企業側の求人と学生側の希望業種・職種とのミスマッチによるものです。

企業側の求人が土木、介護、接客サービス、販売、飲食、運輸などの第3次産業系が多いのに対し、学生側は事務系、専門技術系、クリエイティブ系を希望する人が多く、業種・職種によって偏りが出ているのが実態です。

また希望の仕事に就けない場合、妥協して就職した結果、早期離職…という悪循環も生まれています。

ミスマッチ

中小企業の採用の現状と今後のポイント

「ナビ」による就職活動が一般化

就職活動と言えば、一昔前は興味のある会社や仕事に対し、会社説明会など様々な場所に学生自ら足を運んで企業研究をするというものでした。

しかし、インターネットが当たり前となった現代では、「ナビ」で知っている会社や興味のある会社・仕事を検索していきます。そのため大手や人気業界・企業にエントリーが集中しやすく、中堅・中小の一般知名度の高くない会社・業界・仕事は選ばれにくい状況となり、企業の会社説明会への参加者数が半減したり、内定者が1/3になることもあるようです。

接触の機会を増やすことが大事

このように、学生の視野や活動量が減ってきている状況の中、特に中小企業は積極的に自社を知ってもらったり、接触できる機会をつくっていくことが、今後の採用活動においては大事になります。

採用のやり方を考えよう!

中小企業にとっては、人材採用後の「求人と希望職種のミスマッチ」による早期離職も大きな痛手。早期離職で時間と費用をムダにしないためにも、「採用のやり方」を考えていきましょう。
辞めにくい採用

離職率を下げる採用時の「適性検査」

早期離職者に対し、「面接のときは良いと思ったのに…」という経験はありませんか。人間の本質は、数回の面接だけでは見抜くことは難しいものです。メンタル面や潜在的な性格、いざというときの対応力などは、その状況になってみないと分かりません。

そこで、採用時に適性検査がおすすめします。いざというときのストレスへの耐性を事前にチェックして知っておくことで、適材適所の人材配置もできますし、対処法を知っておけば離職防止にもなります。

適正検査
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「社員からの紹介」や「お客様」の採用

早社員からの紹介採用(リファラル採用)や店舗等ならお客様に声を掛けて採用するのも一つの手です。会社の内情を知っている社員からの紹介ということや、元々会社(お店)自体に好意を持ってくれているお客様ということもあり、入社後の弊害も少ないでしょう。

「面接時の対応」と「福利厚生」の充実

時代とともに、就職に対する学生の意識も変わってきており、企業側も対応していく必要があります。

仕事内容だけでなく、労働条件や福利厚生への意識が高くなっており、面接時にも労働時間(残業・休日)、給与、勤務地、雰囲気、福利厚生などについての質問が多く、他にも「オフィスがキレイか」といったことも志望基準の上位になっています。

採用対策など

現状を見極めて採用策をしっかりと!

今回は採用難の要因、採用の現状と今後のポイントや、辞めにくい採用についてご紹介致しました。

次回は、中小企業の“新卒採用”および“中途採用”の現状と対策について詳しくご紹介したいと思います。

↓オフィスに潜む”8つのムダ”シリーズ。前回までの記事はこちら
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