紙面がまとまる“色”の決め方とは?その3:「白」を活かす

思うようにいかないチラシ担当者のためのチラシレイアウト時短術

白を活かす

目立つけど内容が見づらくなったチラシ、原因はなんだろう?

チラシにおいて「目立たせる」というと、「派手な色づかいにしよう」とか「大きくしよう」といったことをパッと思い浮かべるのではないでしょうか。

しかしながら、「派手に」ばかりに気を取られて色を使いすぎるとまとまらなくなるということは、以前にご紹介した通りです。また、配色の仕方によっては、目立つけど内容が伝わりにくくなってしまいます。

事例

今回は、そんな時の特効薬「白」を有効的に使ってまとめる方法をご紹介します。

「白の背景」を有効活用しよう!

「白」は色相、明度、彩度といった色の3要素を全く持たない色であるため、色選びの段階で「色」として認識せず、選択肢に入れない人も多く見られます。しかし、色の要素を持たない」がゆえに、素晴らしい効果を発揮します。

下記の改善例では、背景を白にすることでその他の色が引き立ち、正確に伝わるようになったため、内容が分かりやすくなっています。また、紙面内に白い空間ができることでゆとりが生まれ、全体的にまとまりが出ています。

読みやすいチラシや良いデザインと感じるものは、「白の背景」を有効的に活用しているものが多いです。

改善例

「白」の効果

他の色を引き立てる

白は色としての要素を持たないため、どんな色とも相性が良い。白と組み合わせることで、引き立てたり、逆に落ち着かせたりすることができる。
引き立てる

ゆとりを生み出す

紙面内がすき間のないくらい詰まっていると、息苦しさを感じる。白の背景をうまく使うことでゆとりが生まれ、情報も入ってきやすくなる。
ゆとり

クリーンなイメージ

「白」という色は、クリーン、誠実、上品なイメージを持つ。
教育機関や病院、政治関連、ブランド品など、信頼感を与えたい場合には適している。
クリーン

紙面がまとまる“色選び”の工夫(一例)

アイディア01:写真と同じ色を使う

色選びに迷ったら、写真にある色を使ってみましょう。そうすることで、全体的にまとまりが出ます。但し、写真の色であれば何でもよいわけでなく、チラシの主役となる写真のメインカラーを選ぶのがポイントです。
アイディア1
メイン写真である家の紺色を使用した例。まとまりが出て落ち着いて見られる。

アイディア02:同じ色の帯を上下に配置

チラシ紙面内の離れた場所に同じ色を配置することで、紙面全体を引き締めることができます。写真を用紙の端まで掲載して裁ち落として使用する場合や、背景が白または淡い色のときに、より効果を発揮します。
アイディア2
写真が用紙の端で裁ち落とされたチラシの例。上下の帯で挟むことで、紙面全体にまとまりが出ている。
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